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 「店外デート」に応じてくれた出会いカフェの女性客A子さん(18)と近くの喫茶店に入った。週一回の割合で出会いカフェに来ているそうだが、聞けば、ちゃんと彼氏がいるという。「出会いカフェに来ているのがばれても大丈夫なの」と聞くが、「大丈夫」と即答。

 店外デートに応じれば、男性から交通費名目で三千円ないし一万円程度が

援助交際の報酬として
もらえる。彼氏は、むしろ「小遣いを稼いでこい」と積極的なのだという。ふ だんはパチンコ店でアルバイトをしているが、どうやら、お金が必要な事情があるらしい。「彼氏はね、頭の中がお花畑みたいな人なの」。“薬漬け”なのだろ うか。

 

 それにしても、男性客たちは、どんなアプローチをしてくるのだろうか。「九割以上が援助交際とかエッチ目当てなヤツだよ」。ケロリとした表情で言った。高校卒業から間もないA子さんにも、男性たちから援交の誘いがかかるが、はねつけることにしている。

 ある男性客は三万円で援交を持ちかけてきた。「十(万)ならいいよってうそついたら、その男の人ね、『払えないよ。分割でいい?』だって。だめ、 と言ったら引き下がったけどね」と笑う。「彼氏は怖い人なの。でも、やっぱり、彼氏が好きだからね」。一瞬、はにかんだように見えた。

 A子さんの

体験をもっと聞こう。ある時、「外資系サラリーマン」と名乗る四十代の男から店外デートに誘われた。「僕はあなたをこんな場所から助け出したい。もう出会いカフェを利用しないでほしい」。何度も約束させられたという。あまりの執念深さに「はい」と答えた。

 

 この男性客、A子さんをたびたび店外デートに連れ出すが、常に聖人君子のような立ち居振る舞い。ところが、ある日、いきなり「私の愛人になってください」と言われたという。

ぜひとも逆援助をさせてほしいんだとか。

 もっとも、A子さんとは違い、援助交際に積極的な女性もいるらしい。A子さんは二十代の女性に「男の人に援交を求められたら、あなたを紹介してもい い?」と、冗談めかして言ったことがある。相手は大乗り気だった。「本当に? ありがたいよ」。男性客は十中八九、体が目的らしく、記者は、A子さんから 何度も「あなたは珍しいですね」と言われてしまった。

 「最近事件があったけど、怖くない?」と最後の質問を。「別に出会いカフェは怖くないよ。年上が好きだから、楽しいし

援助交際することに抵抗はない
」。もうアルバイトに行く時間というA子さんは帰り支度をしながら淡々と答えた。「危ない人は、トークルームで分かるしね。自分の身は自分で守らないと」

 

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